2023年10月4日
書くことは掻くこと
書くことは、搔くことではないかと小説家のあさのあつこさんがNHKの最後の授業という番組で述べていました。
自分の考えを文章にすることで、新しいものが出現してきたり、最初とは違った考えに変わっていたりすることがあります。
書くことは掻くことであるということは、少ししずつ木の幹を爪でかいて削って行くことだ。
つまり、自分の考えが少しづつ、削られ新しいものができあがっていくことだと思いました。あさのさんの小説は読んだことはないが、世の中のすごいことに巻き込まれない、自分の物語をつくってもらいたいという願いはなるほどと思った。
私もインプットはよくやるのだが、外へと自分の価値や考えを発信することが少ない。この番組を見て、アウトプットすることで自分の考えが整理されたり、新しいものが生み出される可能性があることをあらためて思い、これからも文書を書いたり、アウトプットする努力をしていきたい。